NAOCは、アルペンやジャンプ競技で悪天候が予想される場合には、IOCやNAOC、国際連盟(IF)役員らでつくる「緊急委員会」を朝早くに招集して日程変更を検討することにしていた。しかし、選手や観客の輸送、テレビ放映の準備に対応するには、当日朝の決定では遅いと判断、前倒しを図る。
会議には、競技責任者、輸送、映像制作担当者のほか、IOC役員も加わる。競技前日の午後四時にまとめる気象情報を基に翌日の天候を分析し、競技中止や開始時間の繰り下げを協議する。
「緊急委員会」や、五輪時に連日開くNAOCとIOCの調整委員会も行うが、日程変更については前日の会議で決めた方針を重視する考えだ。
この日の全体会議では、輸送、資格認定、情報システムなど大会運営全般について話し合い、委員からは選手村の備品の充実を求める意見などが出た。二十日も長野市内で全体会議を開く。
(1997年6月20日 信濃毎日新聞掲載)