八月のNAOCの正式要請以降、両保存会の共同出演が探られてきたが、二年続けて地元の奉納花火中に事故が起きた同志会は、出演辞退の姿勢を崩さなかった。
NAOC総合プロデューサーチームと保存会側(同志会は欠席)との出演交渉が十月三十日に再開されたことを受けて、二日、原村長、桜井定蔵村議長が両保存会に出演を再要請。共同出演を条件に参加に前向きな姿勢をみせていた有志会に対し、同志会は自らの参加は見合わせたものの、有志会の参加を支持した。
両団体は八月、安全性や技術面での不安を理由に、それぞれ出演辞退を決めていたが、県、NAOCの強い意向で村は再三にわたり説得を続けてきた。原村長は「光栄なことでなんとか出演実現をと思っていた。両団体の理解のある結論に感謝している」と話している。
(1997年11月5日 信濃毎日新聞掲載)