外周のマット、全体に敷設へ ホワイトリング


 長野冬季五輪組織委員会(NAOC)は二日午前の記者会見で、長野市のホワイトリングで一日夜、ショートトラックスピードスケートの公式練習中に選手が転倒して軽いけがをする事故があり、リンク外周の一部に敷設していたマットを、二日から全周囲に敷設する予定と発表した。

 NAOCなどによると、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のファン・オクシル選手が転倒し、マットのない部分のフェンスにぶつかって腕や腰などに打撲を負った。国際スケート連盟(ISU)の規定では、練習時のマット敷設は最低限、全体の半分の長さが必要だが、この日はその最低基準を満たす敷設だったという。リンクでは直前までフィギュアの練習があり、準備に時間的な余裕がなかったことも影響したようだ。

(1998年2月2日 信濃毎日新聞掲載)