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五輪遺産=育つ若い力 氷上種目に成果



長野スピードスケートクラブの小学生。五輪会場エムウェーブが活動の場だ

 「めざすのはオリンピック。清水(宏保)選手みたいになりたいな」

 長野五輪でスピードスケート会場だった長野市エムウェーブ。五日夜行われた長野スピードスケートクラブの記録会で、宮沢里沙さん(長野市南部小四年)は、目を輝かせていた。

 クラブ所属の小山祐香さん(信大付長野中)は県中学総体の女子五百メートルで優勝。小山さんら同クラブからは五人が、八日から北海道帯広市で開く全国中学大会に出場する。

 かつて、スケートの競技人口はごく少なかった長野市周辺。世界のトップが力の限りを競ったリンクで、メダリストを育てた指導者がジュニア育成の種をまいた。その種が五年目を迎えて芽を出し、根を張り始めている。

 クラブ結成を呼び掛けたのは、一九九九年に信大に赴任した、コーチの結城匡啓助教授(37)ら。昨シーズンまで清水選手のコーチも務めた結城助教授は、信大スケート部も指導する。やはりコーチとして加わった智恵子夫人は長野東高の教諭。野沢北高から筑波大を通じて中長距離で活躍した。選手は口コミで集まってきた。

 足元がおぼつかない小学一年生がいれば、社会人一年目の今季、ワールドカップ長野大会で初優勝し世界の舞台に飛び出した新谷志保美選手(竹村製作所)も、同じリンクで匡啓コーチの指導を受ける。中学生の担当コーチは、小布施中学校から放課後に駆けつける新谷逸也教諭(29)、志保美選手の兄だ。

 全国的にスケートの競技人口は減少が著しい。佐久、諏訪地方の二大勢力が競うようにして隆盛を築いてきた長野県のスケートも、同じ悩みを抱える。こうした状況の中で、結城助教授は「日本に一つしかない一貫指導」のクラブを目指す。



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