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2月7日(金)
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五輪遺産=白馬の試み 開催に誇り 利用者増へ海外誘客も
「長野五輪の感動を風化させず、スキーの面白さを伝えていこう」(丸山さん)と、五輪翌年に始めた。書き入れ時で自らスキーを楽しむ機会の少ない地元の宿のおかみさんに、ゲレンデで過ごす時間の楽しさを実感してもらい、白馬の魅力を口コミで客に広めていこうとの取り組みだ。 長引く不況の影響などで、同村のスキー観光を取り巻く状況は五輪の準備、開催を経たこの十年で激変した。村などのまとめだと、昨年度の村内七スキー場の入り込みは約百四十八万人。ピークだった九二年度の約二百七十六万人に比べ、百三十万人近く減った。「スキー離れは、全国的な傾向。入り込みの急回復は難しい」とあきらめの声も村内にはある。 だが、村の経済や財政の厳しさにつながっている危機感を背景に、五輪の経験をあらためて見つめ直し、道を切り開く動きも広がってきた。 村観光国際課によると、同村ではここ数年、アジアなど海外からの観光客の増加が顕著だ。村内の宿泊施設や在住外国人の営業活動が実った。この冬も米国や、香港などからのスキーツアーが予定されている。県内の業者らが協力し、海外からの誘客を目指す「白馬インバウンド推進協議会」も一昨年から韓国からの誘客を始めている。 「村に頼らず、民間が独自に海外と交流できるようになってきた。世界を身近に感じるようになった五輪開催の効果だ」。村幹部の一人は話す。 村も先月、長野市や下高井郡山ノ内町、野沢温泉村に参加を呼び掛け、五輪会場地の地域創造を考えるシンポジウムを実施。開催地のプラスイメージをより強く打ち出すことを確認し合った。 「もっと五輪を開いたことに誇りと自信を持って、積極的にアピールしていく必要があると思う」。レディーススキークラブの岡田久子さん(57)は、今後も五輪開催の遺産を、地道な取り組みで誘客につなげる決意を口にした。
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