夜の善光寺 門前に人波 五輪5周年イベント



 長野五輪開催五周年記念イベントの「信州冬絵巻善光寺ゆめ常夜灯」が八日、十五日までの日程で始まり、長野市の善光寺の本堂、山門(三門)、仁王門が五色の光でライトアップされた。参道には市民や観光客が詰めかけ、いつもと違う夜の善光寺の表情を楽しんだ。

 長野青年会議所などでつくる実行委員会の主催。午後六時、カウントダウンの大合唱に合わせて、一斉に点灯されると、「おーっ」と歓声が上がった。

 続いて、長野五輪に参加した国々の「平和」を意味する言葉が次々と、レーザー光線で山門に照らし出された。更埴市の主婦小林陽子さん(50)は「イラクでの戦争の危険性が高まる中、長野からの平和のメッセージとして共鳴する」と話した。

 仲見世通りでは、無料で振る舞われたそばやもちに行列ができた。主催スタッフは「二年参りと同じくらいのにぎわい」と喜んでいた。

 長野駅東口でも獅子舞や太鼓演奏などの記念イベントが九日まで行われる。

(2003年2月9日 信濃毎日新聞掲載)