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長野冬季五輪の聖火リレーが98年1月6日、沖縄県、鹿児島県、北海道の国内3カ所から、待望の雪に恵まれた長野に向けてスタートした。五輪に託すそれぞれの思いを全国1150区間で走り継ぎ、1カ月後の2月6日に長野市の表彰式会場セントラルスクゥエアで一つに集結する。7日の長野五輪開会式で、日本では札幌五輪以来26年ぶりの聖火が燃え上がる。
全国を走る3ルートのうち、最初のスタートは西日本・日本海ルートの沖縄県。午前9時半すぎ、糸満市にある沖縄戦犠牲者らを慰霊する「平和の礎(いしじ)」から、第1グループがスタートした。聖火を掲げた豊見城南高校二年の伊敷美和さん(16)を先頭に、1人の伴走者と4人の随走者が軽快な足取りで平和祈念公園を走り出し、33日間にわたるリレーが始まった。
この日の糸満市は薄曇りながら日差しものぞく穏やかな天気。出発式で大田昌秀知事は「平和を希求する沖縄県民の願いが日本に、そして世界にリレーされることを希望する」とあいさつした。午後1時すぎには東日本ルートの北海道・札幌市、同午後1時半に西日本・太平洋ルートの鹿児島市からも、出発した。
県内リレーは1月23日にスタート。合計595区間をつなぐ。開会式当日に会場に運ばれる聖火はアルベールビル五輪銀メダルの伊藤みどりさんの手で聖火台にともされる。

聖火リレースタート(98年1月6日) |