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長野市が同市浅川に建設していた98年長野冬季五輪ボブスレー・リュージュ会場(愛称・スパイラル)は、96年4月3日、施工業者が市に施設を引き渡した。
スパイラルは、山林の北東側斜面約18ヘクタールに、15のカーブが連続する総延長約1700メートル、標高差113メートルのコースを整備。五輪ではコース周辺で約1万人が観戦できる。スタートハウス2棟(ともに木造2階建て)、管理棟(鉄筋コンクリート3階建て)も建設した。93年11月に着工、総事業費93億円。


製氷方法はボブスレー・リュージュ施設としては世界初の「間接冷却方式」を採用。コース底部に走るパイプに、機械棟内でアンモニア冷却した不凍液を流す。パイプにアンモニアを流す従来の直接冷却方式と違い、コースが破損してもアンモニアが漏れず、環境に配慮したとしている。
また、コースを56カ所に分けたそれぞれの区間の氷の温度をコンピューターが自動制御。日照で温度が上がると、自動的に冷やして均質な氷を保つ。
今後、周辺を公園として整備、五輪後は競技施設、レジャー施設として活用する。夏季に滑車で滑る乗り物を取り入れることも検討している。
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