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北安曇郡白馬村に建設していたジャンプ台は、92年12月18日に完成式を行った。長野冬季五輪の設備のうち、既存のスキー場を除くと完成の第1号となった。
ジャンプ台は県教委体育課によると、八方尾根スキー場名木山ゲレンデに隣接する東斜面にラージヒル(旧90メートル級)、ノーマルヒル(旧70メートル級)の二つを併設する方式で建設。約12万平方メートルの敷地内にラージヒルを県、ノーマルヒルを白馬村か建設し、総事業費は約76億円。着工は平成2年7月だった。

巨大な滑り台を思わせる2つのジャンプ台は、向かって右側がラージヒル。ジャンプ台本休の全長は385メートル、高低差138メートル。左側が全長318メートル、高低差107メートルのノーマルヒル。同一敷地内に2つのジャンプ台を併設したのは、記録室や選手用のクラブハウスなど付帯施設や諸設備が共用でき、開発面積、建設費が節約できるメリットがあり、選手も移動時間を節約でき、競技に集中できるため。世界の主なジャンプ台はこの建設方式をとっているが、アジアでは白馬が初めての建設。また、自然保護への配慮のため、山肌を削ってジャンプ台を建設する造成方式ではなく、山の斜面を生かして柱脚で支えていくヤグラ方式で建設を行った。
最新鋭の人工降雪システムも設置。それぞれのジャンプ台にスノーガンで雪を吹き付け、しっかりしたアプローチやランディングバーンをつくる。

ジャンプ台の最上部には4階建てのスタートタワーを建設し、渡り廊下で2階からノーマルヒル、3階でラージヒルにつなげた。また、2基のジャンプ台の間には全長237メートルのリフトを架けてスタートタワーと結ぶ。選手は着地した後、このリフトに乗ってスタートタワー棟に入り、エレベーターで2階からノーマルヒル、3階からラージヒルのスタート台に向かう。
飛型審判搭をそれぞれのジャンプ台の中間地点付近に建設。電光掲示盤をノーマルヒル側の下方に設置した。観客席は二カ所。選手が着地するランディングバーンをL字型に囲む形の芝生席タイプに約2万人、ラージヒル右側下方の斜面には約2万5千人を収容するスタンドを設けた。
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