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98年長野冬季五輪のスピードスケート会場「エムウエーブ」(長野市朝陽・大豆島)が96年11月21日、完成し、建設業者から長野市に引き渡された。市内の五輪競技施設では4番目の完成。
上部が鉄骨、下部が鉄筋コンクリート構造の地上3階、地下1階建て、延べ7万3千平方メートル。屋根は信州産カラマツの集成材を使ったつり屋根で、全体に「M」の形で波打つ外観で信州の山並みを表現した。総事業費は用地費を含め337億円。

アリーナ(1万7200平方メートル)には1周400メートルのトラックと、縦30メートル、横60メートルのホッケーリンクを整備。縦4メートル、横9メートルの二つの大型画面で記録や競技映像を映し出す。観客席は6500席で、五輪では1万人を収容する。駐車場も910台分を整備した。
年間維持費が5億2400万円と見込まれるエムウエーブは、五輪後の利用方法が課題。市は第三セクターの新会社を設立して運営を委託し、冬季はアイスアリーナ、他シーズンは多目的利用を検討中だ。国の財政支援を得るため、国レベルのトレーニングセンターを誘致する構想も浮上している。
市は96年12月1日から施設を一般に公開。滑走料は大人1500円、小中学生が800円。入館だけの料金は大人500円、小中学生100円。
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