競技の紹介
92年12月に完成した白馬ジャンプ競技場は、ノーマルヒルとラージヒルが並んでいるのが特徴だ。選手はスタートゲートのシグナル(赤と緑の信号)が緑色に変わってから15秒以内にスタートしなければならず、目がくらみそうな高さから「アプローチ」と呼ばれる助走路を滑り降りて踏み切り台(カンテ)から空中に飛び出す。その時のスピードはノーマルヒルでも時速80キロ以上、ラージヒルは90キロ前後となる。
着地するランディングバーンはショックを和らげるように傾斜しており、傾斜したバーンが平らになり始める部分がK点。ここを超えると危険度が増すが、最近はK点を超えないと上位に入れないハイレベルな争いが続いている。
選手は2回のジャンプを行い、空中動作の正確性や安定性などを見る「飛型点」と飛んだ距離による「飛距離点」の合計点で順位をつける。飛型点は5人の飛型審判員が20点満点の持ち点から減点法で採点。5人の最高点と最低点を除いた3人の得点合計が飛型点になる。飛距離点はK点に着地した場合を60点とし、白馬ではノーマルヒルがK点から1メートルごとに2点、ラージヒルでは1・8点ずつ加減する。
例えばラージヒルで125メートルを飛び、5人の飛型審判員が19.5、19、18、18、17点をつけた場合、飛型点は最高の19.5点と最低の17点を除いた3つの点の合計55点。飛距離点はK点を5メートル超えたので60点+1.8点×5=69点。この選手の得点は124点になる。
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