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住民は、自衛隊員二百六十人とともにパラリンピックで主に使うCコース(約七・八キロ)へ。スコップで斜面から雪をかき出し、合成樹脂の板を使ってコースわきに下ろした。雪に交じった杉の葉を丁寧に拾うお年寄りの姿も。約三時間で終え、締めくくりに大会運営本部が雪上車でならした。
白馬町の隣組組長で会社員の杉山茂実さん(49)は「各戸への連絡は二十七日と急だった。五輪の疲れもあるのに、みなよく参加してくれた」。一人で暮らす同町の女性(70)は「私らは雪かきのベテラン。地元の務めと思い、喜んで参加しました」と話していた。
テッド・フェイ技術代表(米国)ら競技関係者は二日、コースを見て練習に利用できるか判断する。大会運営本部は同日、会場にネットやさくを設置して練習開始に備える。
(1998年3月2日 信濃毎日新聞掲載)