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3月3日(火)
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パラリンピック「クラス分け」始まる 身体機能、慎重にチェック



 長野冬季パラリンピックに出場する選手が障害の種類や程度に応じて競技をするためのクラス分けが三日午前、選手村(長野市川中島町今井)で始まった。どのクラスに入るかは、選手の順位を大きく左右する。選手団スタッフが立ち会い、身体機能を検査する医師らのクラス分け委員がバランスや腕の力といった機能を細かくチェックした。

 上肢、下肢など運動機能に障害があるLWクラスの検査室では、オーストラリアのアルペンスキー選手らが検査を受けた。脊髄(せきずい)損傷などでチェアスキーを使う選手は検査台に乗り、委員が上半身を前後左右に傾けた際のバランスなどを点数にした。

 アンソニー・ボナクルソ選手(22)は以前、座位の中ではバランスが最もよいLW12にクラス分けされたが、この日はやや悪いLW11ではないかとの意見があり、結論は四日に実際の滑走を見るまで持ち越しになった。一方、両手切断の選手は、切断した部位と診断書を確認して一分ほどで終了。「クラス分けは腕を見れば分かる。気にはしていないよ」と笑って検査室を出た。

 LWクラスは1から12、視覚障害のBクラスは1から3まであり、それぞれのクラスで競う。クラス分け委員の多くは医師か理学療法士で、国際パラリンピック委員会(IPC)が指定する研修を受けて認定される。選手団は判定に抗議することができ、抗議を受けて再検討する委員もいる。

 クラス分けの検査は五日まで。これまでIPCが指定するクラス分けを受けていなかったり、再検査を希望する選手が受ける。



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Copyright 1998 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun