|
3月3日(火)
|
いよいよ躍動の時 選手村に集う若手・ベテラン
「これまでに金メダルを八個取ったわ」。入村手続きを待っている間、そう言って胸を張ったのはクロスカントリースキーのラグンヒル・ミュクレブスト選手(54)=ノルウェー。長野が四度目のパラリンピック。「また金を狙う」と自信の笑顔をみせた。 「三日前に来日したけど、緊張をほぐすために東京で観光をしてきた」。緊張気味のイオス・エルナンデス選手(17)=スペイン=はクロスカントリーに出場する。初の国際大会で「精いっぱい走りたい」。あくまで控えめに話した。 南アフリカ・アルペンスキーのブルース・ワーナー選手(26)は「メダルは難しいが、自分の力を十分に発揮したい」と明るい。フィンランドのロウヒビルタ・ラウリ選手(31)は「アルペンでわが国初のメダリストになる」と豪快に言ってのける。 カナダチームは陽気だ。アルペン出場のダニエル・ウェズリー選手(37)もロビーで車いすの前部を上げる「ウィリー」を披露。「日本の人たちはみんな親切。長野の山は、故郷のバンクーバーと同じくらいきれい」とリップサービスも忘れない。 日本選手団は午後五時すぎに到着。群がる報道陣を前に硬い表情を見せる選手も。アイススレッジホッケーの石田真彦選手(30)=愛知県=は「五日のノルウェー戦にすべてを爆発させる。今から緊張しても仕方ない」と闘志を胸に秘めた。アイススレッジスピードレースの松江美季選手(24)=東京都=は「外国選手とふれあえるのでわくわくする」と、国際大会のムードを肌で感じていた。
掲載中の記事・写真・イラストの無断掲載を禁じます。 |