長野市役所にIPC旗掲揚



 長野市は三日、国際パラリンピック委員会(IPC)のシンボル旗を市役所第一庁舎入り口に掲げた。冬季大会の前回開催地ノルウェー・リレハンメルから引き継いで市役所に保管していた。

 掲揚セレモニーでは、近くの市民会館を訪れた高校生や市職員が見守るなか、旗が木箱から取り出され、複製の五輪旗と並んで壁面に掲げられた。塚田市長は「五輪とパラリンピックの両方が成功して初めて長野の大成功。大勢の人に選手を応援してもらいたい」とあいさつした。

 十四日の閉会式で次期開催地の米・ソルトレークシティーに引き渡す。

 シンボル旗は、八八年のソウル大会(夏季)以降、パラリンピックを五輪開催地で開くようになったのにちなんで韓国国旗を参考に考案された。巴(ともえ)に似た三つの図形が三色に塗り分けられ、緑は「心」、赤は「肉体」、青は「精神」を表現しているという。

(1998年3月3日 信濃毎日新聞掲載)