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3月6日(金)
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夢追い人、世界の舞台に パラリンピック開幕



 第七回長野冬季パラリンピックは、五日午後七時から長野市のエムウエーブで開会式を行い、三十二カ国約千百人の選手・役員が入場行進した。日本でのパラリンピックは一九六四(昭和三十九)年の東京大会以来で、冬季大会が欧州以外で開催されるのは初めて。日本選手団最年少の十五歳の丸山直也選手(アルペン、白馬中三年)が聖火塔に点火。「ふれあいと感動」をテーマとする大会の炎が大きく燃え上がった。

 約七千六百人の観客が見つめる中、式典は序曲とファンファーレで開会。選手団はアルメニアを先頭にアルファベット順に入場した。冬季大会史上最多の選手六十九人、役員・スタッフ七十一人を送った日本選手団は、旗手の加藤正選手(岡谷市)を先頭に、桜の造花の花束を振りながら最後に登場。世界の舞台に立った喜びと緊張感が入り交じった表情で行進した。

 国際パラリンピック委員会(IPC)のステッドワード会長は「大会は個々の違いを認識し、褒めたたえることです。十日間、夢を追い求めましょう」とあいさつし、皇太子殿下が開会を宣言。日本選手団主将の四戸竜英選手(青森県)が選手宣誓した。

 聖火は、エムウエーブの外にある野沢温泉道祖神祭りの社殿をかたどった聖火台にもともされた。

 大会参加国は、障害者スポーツが普及している欧米をはじめ、アジア、アフリカを含めた三十二カ国に広がった。十四日までの十日間、長野市、北安曇郡白馬村、下高井郡山ノ内町、同野沢温泉村の四市町村を会場に、五競技三十四種目を行う。



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Copyright 1998 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun