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3月5日(木)
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「ふれあいと感動」パラリンピック開会式 32カ国の選手参加


 「ふれあいと感動」をテーマに、ハンディを負った選手が雪と氷の中で力と技を競い合う長野冬季パラリンピックの開会式が五日夜、アイススレッジスピードレース会場を兼ねる長野市のエムウエーブで開かれた。

 日本でのパラリンピック開催は一九六四年の東京大会以来で、冬季大会が欧州以外で行われるのは初めて。今大会から距離スキーに知的障害者も初めて参加する。十四日までの十日間の熱戦の幕開けを祝うこの日の式典には、史上最多の三十二カ国約千二百人の選手団が参加。約七千四百人の観客とともに聖火をめぐる幻想的な音楽劇のほかスウェーデンのゴスペル歌手レーナ・マリアさん(29)の歌も。

 開会式は午後七時に始まり、高さ約十二メートルの聖火塔がそびえるリンク中央に、各国選手団がアルファベット順に入場。開催国の日本選手団約百四十人は最後に登場、この日アイススレッジホッケーでノルウェーと対戦し、ベストプレーヤーに選ばれた加藤正選手(29)を旗手に行進。

 大会名誉総裁の皇太子さまの開会宣言に続いて、暗くなった場内のリンクで次々とリレーされた聖火が片足のないアルペンスキーの丸山直也選手(15)の手で、聖火塔へ。

 チェアスキーでアルペンスキーに出場する四戸竜英選手(45)の力強い選手宣誓の後、聖火をめぐる自然と文明の攻防を描いた「祭典の部」では車いすダンサーも登場、選手も加わった踊りでフィナーレ。



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Copyright 1998 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun