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長野冬季パラリンピック第一日は五日、長野市アクアウイングでアイススレッジホッケーの予選リーグB組の2試合を行った。開幕戦に登場した日本は、前回リレハンメル大会で準優勝の強敵ノルウェーに0―2で惜敗した。日本は持ち味の粘り強い守りで踏ん張ったが、第2、第3ピリオドに各1点ずつを奪われた。狙い通りの接戦に持ち込んだものの、攻撃面では好機をつくれなかった。カナダ―米国は、試合終了間際にカナダが同点に追い付き、1―1で引き分けた。
ノルウェー 2−0 日本 11:00〜
〇…日本―ノルウェー戦のベストプレーヤーに加藤正(岡谷市)が選ばれた。リレハンメル大会のアイススレッジスピードレースに出場し、長野大会ではホッケーとスピードレースの2競技に出場する。ディフェンスのかなめだが、積極的に相手ゴールに攻め込み、力強く動き回った。「得点は奪えなかったが、良い試合ができたので満足。次のカナダ戦では2、3点は取る」と早くも次の試合に意欲をみせていた。
「ノルウェーは先生みたいなもの」という。リレハンメル大会の後、日本がアイススレッジホッケーの技術を教わったからだ。ただ、これまでは力の差が大きかった。それだけに、この日の2点差という結果を「戦う度に点差が縮まり、自分たちが成長していることを実感できた」と素直に喜んだ。七日にはスピードレースに出場し、金メダルを目指して世界と戦う。
カナダ 1−1 アメリカ 13:30〜
〇…北米勢同士の対戦となったカナダ―米国は、第3ピリオド11分34秒にカナダが同点に追い付き、1―1で引き分けた。
第1ピリオドに米国が先制したが、その後は両チームとも激しいボディーチェックを繰り返し、白熱した試合展開に。互いに強烈なシュートを放つものの、ゴールキーパーの好守に阻まれ得点できなかった。
「最初から厳しい試合になると思っていた。チャンスをうまく生かしきれなかった」とカナダのトーマス・グッディングス監督。一方、米国のアンジェロ・ビアンコ監督も「残念な結果だ」と一言。試合後の両監督は、引き分けに終わった悔しさをあらわにしていた。
(1998年3月5日 掲載)