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3月8日(日)
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松江会心、笑顔の頂点 スピード女子五百
最初の百メートルは納得できるレースではなかった。いつもなら50メートル過ぎからスティックで氷をかくストロークを大きくしてスピードに乗るのだが、この日は「頭の中が真っ白になり、気付いたらゴールだった」。自己ベストタイ記録を出しながらトップになれず「(百メートルで)勝負したいと思っていたのでショックだった」と振り返った。 だが、次の五百メートルまでに気持ちを切り替えた。レース前に「『勝つんだ』という意欲がわいた」という。 結果は1分28秒46で自己ベストを更新。出場3人だが見事に表彰台の頂点に立った。百メートルに比べて「落ち着いてできたのが良かった」と素直に喜んだ。 左右の握力に約20キロの差があるため、これまではスティックでこぐ時の左右のバランスを取るのに苦労していた。腕の振り方を改良し、握力が弱い方の右手にテープを巻くなど工夫して地道に弱点を克服してきた。 「いつもはレース中でもコーチの声しか聞こえないのに、きょうは歓声がすごくてコーチの声が聞こえなかった」。優勝が決まると日の丸を持ってリンクを一周。観客席に向かって何度も手を振っていた。
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