アイススレッジスピード 武田が2種目制覇、松江も金



武田豊


松江美季

(長野市・エムウェーブ) 14:00〜

 アイススレッジスピードレースは長野市のエムウエーブで行い、男子LW(運動機能障害)10クラスの武田豊(北海道)が、百メートルで14秒83の世界タイ記録をマークして優勝し、続く五百メートルも1分10秒70の日本新で勝って2種目制覇を達成。冬季大会で日本男子初の金メダルを獲得した。

 女子五百メートルLW10クラス(出場三人)は松江美季(東京都)が1分28秒46で優勝した。

 男子LW10の奥原明男(梓川村)は百メートルで銀メダル、五百メートルで銅メダルを獲得。同LW11の加藤正(岡谷市)も五百メートルで銀メダルだった。

武田 豊(たけだ・ゆたか=アイススレッジスピードレース男子百、五百メートル)百メートルが得意種目だが、勢いに乗って五百メートルにも日本新で優勝。97年ノルウェー選手権を制し、同年3月の長野プレ大会ジャパン・パラリンピックでは15秒29と当時の日本新で優勝した。北海道・弟子屈高出で自営業。32歳。北海道出身。

松江 美季(まつえ・みき=アイススレッジスピードレース女子五百メートル)水泳、柔道をやっていたが、東京学芸大1年のとき交通事故で下半身不随に。97年の長野プレ大会、ジャパン・パラリンピックでは五百メートルを含む3種目で2位だった。障害者のスポーツ指導者になるのが目標。24歳。東京都出身。


<男子100m>

▽LW10クラス

(1)武田豊(北海道)14秒83=世界タイ

(2)奥原明男(長野)15秒50

(3)フランツェン(ノルウェー)16秒62

(4)金森博(長野)16秒77

(5)渡辺敏貴(東京)17秒59

(7)高石匡(東京)18秒67

▽LW11クラス

(1)クヌート・ルンドストロム(ノルウェー)14秒47

(2)山口善久(奈良)14秒55

(3)アンダーセン(ノルウェー)14秒58

(4)中村博之(大阪)15秒04

(5)加藤正(長野)15秒40

<男子500m>

▽LW10クラス

(1)武田豊(北海道)1分10秒70=日本新

(2)フランツェン(ノルウェー)1分15秒47

(3)奥原明男(長野)1分17秒20

(5)渡辺敏貴(東京)1分18秒23

(6)金森博(長野)1分19秒73

(7)高石匡(東京)1分24秒37

▽LW11クラス

(1)クヌート・ルンドストロム(ノルウェー)1分6秒35

(2)加藤正(長野)1分8秒34=日本新

(3)山口善久(奈良)1分8秒38

(5)中村博之(大阪)1分10秒79

<女子100m>

▽LW10クラス

(1)トーネ・エドバルドセン(ノルウェー)18秒47

(2)松江美季(東京)18秒64=日本新

(3)金井良枝(長野)19秒59

 (出場3人)

▽LW11クラス

(1)アンネメッテ・サムダール(ノルウェー)15秒69=世界新

(2)土田和歌子(東京)16秒74=パラ五輪新

(3)奥山京子(山形)17秒92

(4)桑原明美(北海道)17秒94

<女子500m>

▽LW10クラス

(1)松江美季(東京)1分28秒46=日本新

(2)エドバルドセン(ノルウェー)1分29秒65

(3)金井良枝(長野)1分31秒20

 (出場3人)

▽LW11クラス

(1)アンネメッテ・サムダール(ノルウェー)1分17秒26=パラ五輪新

(2)土田和歌子(東京)1分17秒77=日本新

(3)奥山京子(山形)1分21秒76

(5)桑原明美(北海道)1分26秒45

(1998年3月7日 掲載)