アイススレッジスピードレースは長野市のエムウエーブで男女各千五百メートルを行い、日本勢は金メダル3個のほか、銀4、銅2個を獲得した。
女子LW(運動機能障害)10クラスの松江美季選手(24)、同LW11の土田和歌子選手(23)、男子LW10の渡辺敏貴選手(30)=いずれも東京都=が優勝。松江選手は五百メートルに続いて2個目の金で、女子11クラスは日本選手で表彰台を独占した。
渡辺 敏貴(わたなべ・としき=アイススレッジスピードレース男子千五百メートル)今大会は百メートル、五百メートルともに5位だった。17歳の時にバイク事故で脊髄(せきずい)損傷。第百生命に勤務し、コンピューターのプログラム開発に携わっている。30歳。岩手県出身。
土田 和歌子(つちだ・わかこ=アイススレッジスピードレース女子千五百メートル)高校2年の時に交通事故で脊髄(せきずい)を損傷。復学後、スレッジを始め、前回の94年リレハンメル大会に出場した日本女子の第一人者。97年3月、長野プレ大会でマークしたこの種目の世界記録を約9秒も短縮した。東京都教育庁勤務。23歳。東京都出身。
<男子千五百>
▽LW10クラス
(1)渡辺敏貴(東京)3分50秒67=日本新
(2)武田豊(北海道)3分50秒92
(3)フランツェン(ノルウェー)3分52秒02
(5)金森博(長野)3分57秒13
(6)高石匡(東京)4分10秒88
▽LW11クラス
(1)クヌート・ルンドストロム(ノルウェー)3分24秒13
(2)中村博之(大阪)3分31秒60=日本新
(3)加藤正(長野)3分33秒46
(4)山口善久(奈良)3分39秒71
<女子千五百>
▽LW10クラス
(1)松江美季(東京)4分23秒86=世界新
(2)金井良枝(長野)4分34秒43
(3)エドバルドセン(ノルウェー)4分39秒79
(出場3人)
▽LW11クラス
(1)土田和歌子(東京)3分59秒35=世界新
(2)奥山京子(山形)4分12秒35
(3)桑原明美(北海道)4分19秒91
(1998年3月9日 掲載)