「また会いたい」選手村で3000人、別れ惜しむ


 長野パラリンピックに参加した選手や役員、ボランティアなどが十四日の閉会式終了後、長野市の選手村広場で「さよならパーティー」を楽しんだ。約三千人の人であふれ、別れを惜しんだ。

 広場のテントで開いた開会式では、ロバート・ステッドワード国際パラリンピック委員会会長らが鏡開き。舞台上で披露した獅子舞など、日本の伝統芸能に選手らが拍手を送った。

 閉会式会場から駆け付けたばかりの選手たちは、屋外に設けた焼き鳥、おでん、赤飯などを配る屋台をはしご。ボランティアの記念撮影やサインの求めに応じる姿もあった。

 米国アイススレッジホッケーのリチャード・シンプソン選手は「本当にありがたいもてなし」と笑顔でビールを飲み干した。白馬会場で情報システムのボランティアを務めた長野市内の女性(21)は「選手と別れるのは寂しい。またどこかの大会で会いたい」と話していた。

(1998年3月15日 信濃毎日新聞掲載)