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パラリンピック聖火台「社殿」記念碑を序幕 野沢温泉


 下高井郡野沢温泉村に伝わる国の重要無形民俗文化財「道祖神祭り」の社殿が、長野パラリンピックで聖火台のモチーフとなった栄誉を語り継ごう―と、同村の自治組織「野沢組」は温泉街の「寺湯」の一角に記念碑を建立、二十三日に除幕式を行った。

 同祭りは大正初めころまで、現在と違う二カ所で行われており、記念碑はそのうちの一カ所に建立。御影石製で、台座を含めて高さ約三メートル、幅一・二五メートル。前面に社殿を浮き彫りにし、裏には「社殿が聖火台として世界の注目を集めた」などと記している。

 除幕式には、地元関係者やNAPOC事務総長を務めた樋口太郎さんら約八十人が出席した。

 野沢組はパラリンピックに参加した様子を紹介する冊子を千部作り、組の全世帯に配布する。

 長い道祖神祭りの歴史で初めて、長野パラリンピックで社殿が村外に建てられ、聖火台として使用。採火式も村民が参加し、祭りの儀式にのっとって行われた。

 野沢組の河野太郎惣代は「村の伝統文化を象徴する社殿が聖火台となり、世界に野沢温泉を発信できたことは私たちの誇り。次代に語り継いでいきたい」と話している。



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Copyright 1999 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun