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諏訪大社御柱祭の後半、上社里曳(び)き祭は、五月三日から三日間の日程。「木落とし」と「川越し」の勇壮さで見物客を魅了した山出し祭とは打って変わり、長持ちや花がさ踊り、太鼓などの出し物の華やかさが見どころ。四日には茅野市の上社前宮、五日には諏訪市の上社本宮にそれぞれ四本の御柱が建てられる。
山出し祭で茅野市安国寺の「御柱屋敷」に引かれ、里曳きを待つ八本の御柱。曳行(えいこう)ルートは御柱屋敷から前宮を通って本宮までの約二・四キロで、約十二キロあった山出しのルートと比べかなり短く、前宮まではわずか一キロ弱の道のりしかない。ゆっくり、のんびりと休憩をとりながら進む。
祭りは三日午前八時から「本宮一」―「同四」、「前宮一」―「同四」の順番でスタート。先頭を行く「本宮一」が途中、本宮から出発して御柱を出迎える「御舟」の行列と出合う場面も大きな見せ場。夕方までには八本とも前宮に到着する。
二日目は午前八時半、本宮の四本が同時にスタートし、夕方までに本宮境内に引かれる。前宮の四本は御柱の前後にV字型に取り付けられためどでこを外し、先端を三角すい状にそぎ落とす「冠落とし」が行われ、午後には次々に前宮境内の四隅に建てられる。
最終日の五日は本宮の四本が「冠落とし」を行い、境内をぎっしり埋めつくした氏子や見物客が見守る中、正午から午後四時にかけ「本宮二」「本宮一」「本宮三」「本宮四」の順番で境内の四隅で「建て御柱」が行われ、祭りのフィナーレを迎える。
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