氏子らは「今回は予定時間を厳守しなくてはいけないので、ちょうどいい」。先頭の「本宮一」を引く茅野市ちの、宮川両地区の大総代上条昌良さん(62)は「恵みの雨だ」と話した。
ただ、時折激しい雨脚となり、木遣(や)り衆にとってはやっかいな空模様。手にするおんべは、雨が当たると木を薄く削って作った房が縮れてしまう。雨にぬれないよう気を使いながらの“鳴き”に、「木遣り泣かせの雨だ」と嘆いていた。
(1998年5月3日 信濃毎日新聞掲載)