「殿様」に茅野の双子兄弟 御柱祭上社里曳きの騎馬行列

(2009年11月 3日) 

参加者の前で意気込みを語る真道洋一さん(左)、健汰君(中央)、侑汰君

 諏訪大社御柱祭の上社里曳(び)きで御柱を先導する「騎馬行列」を行う諏訪市中洲の奉納騎馬神宮寺区保存会は10月31日、地元公民館で行列の発足会を開いた。「騎馬大将」と「殿様」が紹介され、参加した地元住民ら約80人は半年後に迫る本番に向けて士気を高めた。

 騎馬大将に選ばれたのは茅野市玉川の会社役員真道洋一さん(64)。殿様は、真道さんの孫で玉川小学校3年の健汰君(9)と侑汰君(9)の双子兄弟が務める。真道さんは「2人がお殿様としての自覚を持つよう、半年間しっかり教育していきたい」。健汰君と侑汰君は「頑張るのでよろしくお願いします」とあいさつした。

 行列は総勢約150人。馬に乗った殿様を中心に「旗持ち」「色傘」「御箱(おはこ)」「赤熊(しゃぐま)」「草履取り」などに分かれて列を組む。御柱屋敷(茅野市宮川安国寺)から上社本宮(諏訪市中洲神宮寺)までの約3キロを練り歩き、華やかに御柱を先導する。

 担当する役割ごとに今月から週1回程度の練習を始め、年明けから本格的な全体練習に入る予定。保存会の笠原敏彦会長(50)は「立派な騎馬行列が奉納できるように、一致団結して取り組みましょう」と呼び掛けた。