諏訪大社の神事紹介 市博物館が特別展
(2010年1月 4日)
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絵巻物「諏訪大明神画詞」の写本を基に折井さんが描いた作品 |
諏訪市中洲神宮寺の市博物館は、今春の諏訪大社御柱祭を前に、諏訪大社の神事を紹介する特別展「諏訪の縁起と祭礼2」を開いている。御柱の曳行(えいこう)や「建て御柱」などについて記した室町時代初期の絵巻物「諏訪大明神画詞(えことば)」の写本を展示。写本には原本にあるはずだった絵が描き写されていないことから、同市の日本画家、折井宏光さんが写本の文章を基に描いた絵画20点を展示している。
同博物館によると、絵巻物の原本は見つかっていない。折井さんの作品には、諏訪湖の御神渡(おみわた)りの拝観や奉納相撲、雅楽の演奏など諏訪大社の年中行事や神事が描かれている。
原本の絵の作風も知ってもらおうと、原本を描いたとされる絵師、藤原隆章らによる別の絵巻物「慕帰(ぼき)絵詞(えことば)」の複製も並べた。
同博物館に近い諏訪大社上社本宮へ初詣でに訪れて立ち寄った介護士の平林由香里さん(44)=川崎市=は「神事は受け継がれているんですね」と感心した様子だった。
2月28日まで。祝日を除く月曜日と祝日の翌日は休館だが、1月4日は開館する。入館料は一般310円、小中学生150円。1月23日午後1時半からは、信大人文学部の渡辺匡一准教授が「諏訪大明神画詞」の文学的価値について講演する。予約不要。
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