地域住民見守って 山形で御柱の立て替え

(2010年2月15日) 

スギの木を使い、新しく立てられた御柱

 東筑摩郡山形村中大池(なかおいけ)にある中村、野際、上手東、上手西の4常会(計約100世帯)は14日、7年目ごとに1度の御柱祭を開いた。四つの常会の中心部にある柱を立て替え、地域の安全などを願った。
 4常会の住民は上大池の大池諏訪神社の氏子。同神社の小林司宮司によると、古くから諏訪大社の御柱祭に合わせ、地域でも御柱祭を開いてきた。
 あらかじめ選んでいたスギを民家の庭から切り出し、50人余が力を合わせて柱を立てる場所までロープで曳行(えいこう)。皮をむくなどして御柱(直径45センチ、高さ10メートル余)に仕立て、クレーン車でつり上げて立てた。
 住民たちはクレーン車での作業を不安そうに見守っていたが、うまく立つと笑顔に。御柱祭実行委員長の上条慎次さん(61)は「みんなの協力で無事に立て替えられた。御柱には次の祭りまで地域の住民を見守ってほしい」と話していた。