上社用材伐採の安全祈る 諏訪と茅野で山作り衆ら

(2010年3月11日) 

御小屋山にあるほこらで、上社用材の伐採の安全を祈願する神職と山作り衆

 諏訪大社御柱祭の開幕を4月に控え、立科町の山林で11日に行う上社用材の伐採の安全を祈願する神事が10日、諏訪市中洲の諏訪大社上社本宮と、八ケ岳のふもと、茅野市の御小屋(おこや)山であった。
 御小屋山での神事には、世襲で伐採の指揮を執っている茅野市玉川神之原地区に8軒ある「山作り衆」、大総代、同地区の氏子でつくる「諏訪大社上社御柱用材伐採奉仕会」の会員ら計約50人が参列。「山の神」に参拝した後、狭い道をたどって御小屋明神社へ進んだ。社の四隅にカラマツ材の御柱を建て、本祭の御柱に付ける「本宮一之御柱」などと書かれた木札を並べた。
 雪の舞う中、大社の平林成元宮司(69)が社の前で祝詞を上げ、山作り衆や大総代の代表が玉ぐしをささげた。平林宮司は「けがや過ちのないように御小屋の神様にごあいさつをした。どうか心を一つにして素晴らしい伐採になってほしい」と話していた。
 本宮での安全祈願祭には上社の大総代ら30人余が参列した。