下社山出し準備万端 棚木場へ曳き綱搬入

(2010年4月 9日) 

出発点の棚木場で御柱に集まり、翌日に迫った曳行の準備を整える氏子たち

 9日からの諏訪大社御柱祭下社山出しを控え、曳行(えいこう)の出発点となる諏訪郡下諏訪町大平の棚木場(たなこば)では8日、先頭を進む「春宮四」の御柱を担当する岡谷市湊地区の氏子が曳(ひ)き綱を運び込んだ。
 曳行路となる同町萩倉地区では、氏子の休憩所「御宿(おやど)」の設営、親せきや知人を迎える各家庭の準備が慌ただしく進められ、本番の雰囲気が一気に高まった。
 湊地区ではこの日、午前8時ごろに曳き綱を載せたトラックが岡谷市湊支所駐車場を出発し、40分ほどかけて棚木場に到着。約40人の氏子が綱を荷台から下ろして準備をした。締めくくりに柱の進路を整える梃子(てこ)の副責任者、山崎秀友さん(47)が「見せてやろうぜ湊の心。気合い入れろ!」と声を張り上げた。
 9日は早朝から曳き綱を取り付け、午前7時に曳行を始める。曳行長の浜博之さん(63)は「準備は万端。平常心で時間通りのきれいな曳行を見せたい」と話していた。同日は「春宮三」「秋宮二」の御柱も朝から曳行を始め、午後に木落としをする予定だ。