諏訪大社里曳き本番へ準備万端 長持ち・騎馬行列...

(2010年4月27日) 

校庭に咲き誇る桜を背に、練習の成果が披露された諏訪市豊田地区の長持ちコンクール=25日、豊田小学校

 諏訪大社御柱祭の里曳(び)きで各地区が披露する長持ちや騎馬行列が25日、一足早く地元でお披露目された。衣装をそろえ、堂々と練り歩く姿は本番さながら。準備万端整えて、上社は2日から、下社は8日から里曳きが始まる。
 諏訪市豊田では地元の御柱祭典委員会が、豊田小学校の校庭で長持ちコンクールを開いた。大人と子どもの計10組が出場。長持ち唄や「ギシッ、ギシッ」と長持ちのさおがきしむ音が会場に響いた。小泉祐延(すけのぶ)委員長(66)は「若者たちに熱が入り、動きもそろっていてレベルが高い」と本番を楽しみにしていた。
 下諏訪町の富部地区では長持ちと笠(かさ)踊りの若者たちが道路を練り歩いた。上半身裸になった長持ちの男性たちの背中には竜やカッパなどの絵。前日夜、舞台用などに使う化粧品で互いに描いた。背中がこすれるとせっかくの絵が崩れてしまうため、あおむけで寝られずほとんど徹夜だった人も。それでも疲れを感じさせない威勢のよい動きを見せ、笠踊りの女性たちが華やかさを一層盛り上げた。
 同町1区では騎馬行列の出来栄えを披露する「勢揃(ぞろ)い」が行われた。役員を含む約120人が、本番と同じ衣装を着け、引き締まった表情で華麗な所作を披露。下社春宮へ奉納もした。