上社里曳き2日開幕 桟敷や建て御柱の準備進む

(2010年5月 1日) 

御柱の里曳きが間近に迫り、曳行路沿いで準備が進む桟敷席=30日、諏訪市中洲

 諏訪大社御柱祭の上社里曳(び)きが5月2日、開幕する。30日は諏訪大社上社の前宮(茅野市宮川安国寺)境内で、建て御柱の足場の設営など準備が進められた。上社本宮(諏訪市中洲神宮寺)の東参道では企業などの設ける桟敷席に紅白の幕が取り付けられ、雰囲気を盛り上げている。
 前宮ではこの日、「前宮四」の柱を担当する茅野市の豊平・玉川地区の大総代や頭郷(とうごう)総代ら約40人が集まって作業。建て御柱を指揮する「建て方」と一緒に鉄パイプを組み、4時間ほどかけて足場を作った。
 本宮では既に御柱を建てる場所に深さ2メートル近い穴が掘られており、訪れた参拝客が「これは大きな穴だ」などと興味深そうにのぞいていた。
 3日に4本の建て御柱がある前宮では、茅野署の警備本部が御柱を建てる本殿周辺への観光客の立ち入りを、曳行の進み具合や観客の増え具合に応じて禁じるほか、本殿へ続く坂も段階的に通行止めにする。4日に4本の建て御柱がある本宮も、同様に観光客の入れる区域を制限する。
 諏訪地方観光連盟の御柱祭情報センターは2~4日、電話での問い合わせに応じるため、茅野市のJR茅野駅ビル内に臨時の情報センターを設けて曳行状況や道路の混雑、列車の運行などの情報を集約する。問い合わせは午前8時~午後6時半、臨時情報センター(電話0266・26・2102、82・3712)へ。