炎天下の山出し200人汗だく 伊那の諏訪形地区

(2010年9月 7日) 

炎天下に約200人が参加した伊那市諏訪形地区御柱祭の山出し

 伊那市西春近の諏訪形地区で5日、諏訪神社御柱祭の山出しが行われた。氏子ら約200人が参加し、木遣(や)りに合わせて神社の裏手にある里山から柱を引き出した。法被姿の子どもたちも「重いよ」と汗を流しながら、懸命に綱を引いて柱を曳行(えいこう)した。
 同地区の御柱祭は7年目に一度行われ、1997年には市無形民俗文化財に指定された。祭典実行委員長の小林良幸さん(68)が「猛暑の上、お神酒を飲んでいる人もいる。十分気を付けて曳行してください」とあいさつ。午前中に「三の柱」「四の柱」「子どもの柱」の計3本を曳行し、神社の境内に建てた。
 午後には「二の柱」を建てたほか、直径70センチ、長さ11・5メートルの「一の柱」をJR飯田線赤木駅に向けて約2・5キロを曳行。約1・5トンの柱は曲がり道の難所で動かなくなり、立ち往生した。初めて木遣りを担当した会社員浦野隆志さん(33)は「こんなに動かない御柱は初めて。暑いので大変だ」と汗をぬぐった。
 10月2日に騎馬行列と里曳(び)き、建て御柱を行い、一の柱を境内に建てる。