木落とし坂に歓声再び 下諏訪の町屋敷・下屋敷地区

(2010年9月 7日) 

御柱に乗って木落とし坂を下る氏子ら

 下諏訪町の町屋敷、下屋敷の両地区は5日、合同で小宮の御柱祭を開いた。最大の見せ場は、町屋敷地区にあり、今春の諏訪大社御柱祭で下社山出しの舞台になった木落とし坂での木落とし。御柱が急斜面を下るたび、集まった氏子約170人から「よし、行けー」「頑張れー」と歓声が上がった。
 曳行(えいこう)した御柱は町屋敷4本、下屋敷2本で、最も大きな柱は直径50センチ、長さ9メートル。8月22日に町屋敷の私有林でモミの木を伐採し、29日に木落とし坂の草刈りをして本番を迎えた。
 この日は午前9時ごろ、木やりやラッパの音が響く中、同町萩倉の「斧立(よきたて)」バス停付近から曳行を始め、午後1時に木落としを開始。地元の小学生が乗った御柱2本の木落としは、坂の上にいる氏子らが柱の後方につなぎ留めたワイヤを緩めながらゆっくりと行い、約100メートルを下った。御柱に乗った下諏訪北小5年の上野将輝君は「怖さはなく、楽しかった」と笑顔を見せた。
 実行委員長の会社員佐野秋仁さん(59)は「立派な曳行、木落としができた。子どもたちもすくすく育って(御柱の先頭に乗る)ハナ乗りになってほしい」と話していた。
 10月10日にそれぞれの地区で建て御柱を予定している。