下諏訪町が準備を本格化 お祭り広場整備や古道補修、予算案計上

諏訪大社下社春宮前の町道春社大門通り線。下馬橋(左)から鳥居までをカラー舗装する

 下諏訪町は来年度、2016年諏訪大社御柱祭に向け、祭りの進行や観光客受け入れのための施設整備を本格化させる。下社春宮近くの大門教職員住宅跡地 に、祭りに関する道具などを常設展示する観光施設「お祭り広場(仮称)」を整備。木落とし坂に隣接する民有地を取得してトイレを設け、山出しの際に氏子が 歩く「御柱古道(ふるみち)」を補修する。15年度一般会計当初予算案に関連費用を盛った。

 お祭り広場建設は2億2千万円。「模擬御柱」や長持ちといった、祭りに関係する道具などを展示し、屋台を出す構想もある。木落としを疑似体験できる設備も造る予定。

 木落とし坂隣の民有地は約2千平方メートルで、整備費は土地取得を含めて1230万円。トイレなどを設け、観光客の拠点とする。街なみ環境整備事業に8486万円を盛り、町道春社大門通り線の春宮入り口から下馬橋までをカラー舗装する。

 御柱古道は、県道八島高原線の一部区間に並走する全長約2キロ。町によると、前々回の04年から補修して使っている。22カ所ある丸太の橋などが老朽化しており、680万円かけて修繕する。

 青木悟町長は「混雑などで御柱を見られず、観光客が諏訪に悪いイメージを持つこともある。祭り前年のこの機会に関連施設を整備し、通年観光に結び付けられるよう対応していく」としている。

(2015年2月21日掲載)

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