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山で里で小宮の秋

 7年目に1度の小宮の御柱祭が続く諏訪地方で24〜26日、諏訪市・茅野市境にある車山(1925メートル)や諏訪市内の神社で里曳(び)きや建て御柱が行われた。久しぶりに晴れ間がのぞいて気温が上昇した日もあり、一部は観光客も交えてにぎやかに柱を引いた。

 車山では好天の25日、観光客や氏子約300人が、標高約1800メートルの地点から御柱1本を山頂の車山神社に引き上げた。浅間山や白樺湖などを眺めながらの曳行(えいこう)で、浜松市の自営業鈴木通司(ゆきじ)さん(61)は「気持ち良く引くことができた」と話した。

 諏訪市大和の先宮神社では25日に里曳きがあり、4本を曳行。大和5区が担当する御柱はJR中央東線と国道20号を横切る難所に挑み、掛け声を合図に一気に通過した。同日は同市小和田の八剣神社でも里曳きがあった。小和田南での休憩時には、小学生の男女約30人が花笠踊りを披露して氏子らを和ませた。

 26日は先宮、八剣、同市上諏訪の手長神社で建て御柱があった。手長神社境内では午前8時からの神事と冠落としを経て、氏子らが「よいとまーけ」の掛け声で慎重に作業。夕方までかけて柱を垂直にした。

 雨で18日の建て御柱を延期した諏訪市湖南の習焼(ならやき)神社は、24日に仕切り直し。南真志野区民ら約千人が参加し、女性の乗り手も登場した。祭典委員長の金子喜彦さん(69)は「皆が祭りを楽しみ、無事に終えることができて良かった」と話していた。

(2016年9月27日掲載)

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