下諏訪町、騎馬行列で「伝承者の証」贈る

「伝承者の証」を受け取った第1区と第3区の騎馬委員会の役員

 下諏訪町はこのほど、5月の諏訪大社御柱祭下社里曳(び)きで町無形文化財の騎馬行列を披露した第1区と第3区の騎馬委員会に感謝状と「伝承者の証(あかし)」を贈った。証は第1区の40人と第3区の41人に配られる。

 里曳きで、第1区は戦へ向けて士気を鼓舞するような「出陣騎馬」、第3区は勝利の喜びを表現した「凱旋(がいせん)騎馬」を奉納。ペアで披露する「曲傘」と「草履取り」らが国道20号を練り歩き、華麗な所作で観客を沸かせた。青木悟町長は「騎馬行列は御柱祭になくてはならない。長く長く伝統をつないでいってほしい」と述べた。

 第3区の騎馬長、細川紀夫さん(65)=広瀬町=は次回2022年御柱祭に向けた課題として人材不足を指摘。「腰を落とす所作などは年を取ると体力的に難しく、若い方が見栄えがいい。10代後半や20代の参加を募る効果的な方法を考えたい」と話し、町に古くなった道具の購入費や修理費の援助を求めた。

(2016年11月 3日掲載)

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