TOP2014年10月冬支度急ぐ 覚明行場山荘の関係者も入山
冬支度のため御嶽山に向かう覚明行場山荘関係者の車と山荘主人の田ノ上徳延さん=20日午前7時14分、木曽町三岳

 噴火した御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の入山規制区域(火口から4キロ圏内)にある山小屋などの関係者は20日も、積雪や強風に備えて冬支度を急いだ。

 木曽郡木曽町の黒沢口7合目にある覚明行場山荘の関係者4人は同日朝に入山。日帰りで、水回りを点検したり、筋交いなどで建物を補強したりする予定だ。木曽町の許可を得た主人の田ノ上徳延(よしのぶ)さん(67)は、同日午前7時すぎに同町三岳の入山規制ゲートを通過した。田ノ上さんによると、山荘は天井や壁などに穴が開く被害はないが、屋根には部分的に厚さ1センチほどの火山灰が積もっているという。

 18日に関係者が入山した9合目の石室山荘でも冬支度などの作業が続いた。

 一方、20日午前8時15分ごろ、同郡王滝村の田の原登山口にある7合目の山荘の運営を村から委託されている木曽御嶽観光の関係者が入山許可申請のため村役場を訪れ、7人が車で現地へ向かった。村所有の御嶽観光センターと田の原山荘の冬支度が目的だが、関係者の1人は「筋交いなどで補強したいが時間もあまりない。難しいかもしれない」と話していた。

2014年10月20日掲載