TOP2014年11月御嶽山麓を応援 バスツアー 名古屋の市民団体、住民と交流
ドングリを使った郷土食も味わった、木曽町と王滝村へのバスツアー=29日、王滝村

 木曽川の上下流交流に取り組む名古屋市の市民団体「水源の里を守ろう木曽川流域みん・みんの会」は29日、御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)噴火で影響を受けている長野県木曽郡木曽町と王滝村を応援するバスツアーをした。会員ら約30人が参加し、郷土食を味わったり、住民らと交流したりして訪問を楽しんだ。

 同会は、「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」を合言葉に活動している。噴火後、風評被害で木曽川上流域にある両町村への観光客が減っていることを知り、現地を訪れることで活気づけようとツアーを企画した。

 王滝村では、献花台がある松原スポーツ公園を訪問。村職員から噴火後の状況を聞いた上で、噴火時刻の午前11時52分に合わせて黙とうし、全員で献花した。その後、村の飲食店「郷土料理ひだみ」を訪れドングリを使った郷土食を味わった。店を切り盛りする瀬戸美恵子さん(66)は「これだけの人数に料理を出したのは久しぶり。来てくれてありがたい」と話していた。

 一行は、木曽町三岳にある農産物加工施設「みたけグルメ工房」なども見学した。同会の河崎典夫事務局長(67)は「今後も何らかの形で、支援を続けたい」と話していた。

2014年11月30日掲載