TOP2014年12月駐車場を雪遊びに開放 王滝 噴火で営業見送りのスキー場
御嶽山の麓にある「おんたけ2240」のスノーパークで、そり遊びを楽しむ子どもたち

 9月に噴火した御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の麓にある木曽郡王滝村のスキー場「おんたけ2240」の駐車場に28日、無料で雪遊びができる「スノーパーク」がオープンした。スキー場は、ゲレンデの上部が入山規制区域(火口から4キロ圏内)に入るため、営業を当面見送っている。区域外にある駐車場を開放し、誘客と村の安全性のアピールにつなげる。

 村の事業者などでつくる王滝観光総合事務所が開設した。駐車場の一角にそり遊びができる斜面や雪山、かまくらを設けている。名古屋市の小学3年生桜木夢瑠(める)さん(9)は「雪がたくさんあってうれしい」と雪遊びを満喫。同村に住む祖父の泰行さん(66)も「本当はスキーをさせたいが、こういう場があるだけでもありがたい」と話した。

 30日からは、スノーモービルでゴムボートを引っ張るラフティングも行う。スキー場が営業できず、村の観光業は厳しい状況にあるが、同事務所理事の吉田広史さん(53)は「村を応援する意味で、泊まりに来る人もいる。来てくれた人に楽しめる場を提供したい」と話していた。

 スノーパークは年末年始と来年3月末までの土日・祝日、午前10時~午後2時に開設する。問い合わせは同事務所(電話0264・48・2257)へ。

2014年12月29日掲載