TOP2015年01月王滝村と事業者 観光で意見交換

 木曽郡王滝村は27日、村内の事業者などでつくる王滝観光総合事務所との意見交換会を村内で開いた。村では御嶽山噴火により、スキー場「おんたけ2240」が予定した昨年12月からの営業ができず、観光業を中心に影響が続いている。事業者約10人が瀬戸普村長らと観光業の今後について意見を交わした。

 会議冒頭、出席者全員で黙とう。同事務所の大家考助理事長は「総合事務所は今後も御嶽山を中心に麓の事業を充実させないといけない。いろんな観点からご意見をいただきたい」とあいさつした。

 瀬戸村長は、宿泊施設15軒を対象に年末年始の利用客の状況を尋ねた結果、10軒が全く利用がなかったと回答したことを説明。一方、火口から4キロ圏内だった入山規制区域が3キロに縮小され、スキー場が2月26日ごろに営業できる見通しとなっていることに触れ、「ぜひ皆さんも開業に合わせて対応できるようにしてもらいたい」とした。

 会議はその後非公開。宿泊業者からは、村に誘客につながる対策や、登山口がある田の原周辺の整備などグリーンシーズンの対策を求める声があったという。瀬戸村長は終了後、取材に「もらった意見は観光施策に生かしたい。今後も意見交換を続けたい」と話した。

2015年1月28日掲載