TOP2015年01月雪の御嶽山に祈り 噴火4カ月、王滝・木曽の献花台
献花して犠牲者の冥福を祈る御嶽山の山小屋関係者ら=27日午後0時46分、木曽町三岳

 御嶽山(3067メートル、長野・岐阜県境)の噴火から4カ月となった27日、長野県木曽郡王滝村と同郡木曽町の献花台には山小屋関係者らが献花に訪れ、犠牲者の冥福を祈り、行方不明者の早期発見を願った。

 この日、王滝村の松原スポーツ公園にある献花台周辺は一面、白い雪で覆われた。午前10時ごろ、村の除雪車が献花に訪れる人のために道路の雪を片付けた。噴火時刻の午前11時52分、県外ナンバーの乗用車で1人で訪れた女性が花を手向けた。雲に包まれた御嶽山の方向に向かい、しゃがみ込んで手を合わせた。

 木曽町三岳の献花台には地元の山小屋関係者らが献花した。御嶽山山頂に近い二ノ池本館代表の新井龍雄さん(70)は「まだ見つかっていない登山者を、早く見つけてあげたい」と言葉少な。以前、御嶽山に登ったことがあるという山梨県の会社員男性(48)は、献花台を初めて訪れ、「大変なことが起こってしまった。少しでも供養になればいい」と話した。

2015年1月28日掲載