TOP2015年02月王滝のスキー場26日再開 規制区域にネット設置
御嶽山の田の原登山口で、入山規制区域への立ち入りを防ぐネットを設置する王滝村職員=24日午前、王滝村

 御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)にあるスキー場「おんたけ2240」の営業開始を26日に控え、木曽郡王滝村は24日、山頂に向かう田の原登山口周辺に入山規制区域(26日以降は火口から3キロ圏内)への立ち入りを防ぐネットを設置した。同登山口周辺は同スキー場「パノラマコース」の一部で、営業開始後はスキー客も行くことができるようになる。

 村はこの日、昨年9月27日の噴火後に入山規制区域(火口から4キロ圏内)に入った同登山口周辺への立ち入りを報道機関に初めて許可し、作業の様子を公開。火山特有の刺激臭が漂う登山口周辺からは、山頂付近の山小屋も肉眼で確認することができた。

 ネットを設置したのは登山口周辺の駐車場内で、約700メートル区間。高さ2メートルほどで、日本語、英語、中国語、韓国語で「立入禁止」の表示も付けた。スキー場の営業時間中は村職員ら2人が一帯を巡回。監視カメラも設置し、村役場のモニターで規制区域に入る人がいないか確認する。

 登山口の積雪は2メートルほど。作業をした村職員8人は、スコップなどで穴を掘って支柱を立て、ネットを取り付けた。栗空敏之総務課長は「御嶽山の噴煙はまだ収まっていない。村としてもしっかり監視し、安全対策をしたい」と話していた。

2015年2月25日掲載