TOP2015年05月王滝村、スマホで登山情報 防災アプリ試験版導入
王滝村が試験版を導入したシステムのスマートフォンの画面

 木曽郡王滝村は、スマートフォンで登山者に村から情報を提供したり、村が登山者の位置を把握したりできる「防災アプリケーション」の試験版を導入した。昨年9月の御嶽山噴火を踏まえ、客が安心して登山やスキーを楽しめる観光地にする狙い。登山者らは、遭難時にパネルを操作するだけで村に救助を求めることができる。機能を充実させ、次のスキーシーズンまでに本格導入するという。

 村からは「御嶽山が噴火したが、小規模でスキー場には影響がない」といった対象が限定される情報の提供を想定。けがなどで動けなくなった登山者らは、スマホの画面で大まかな現在地や状況、近くに人がいるかどうかなどを選択すると、村が場所を特定できる仕組みだ。

 年度内にはスマホを風景にかざすと山の名前などが表示されたり、視界が利かない時に、どの方向にどれだけ進めば避難できるかなどの情報も提供できるようにするとしている。このシステムを使った「スタンプラリー」も導入予定という。

 村の担当者は「このシステムで、安全で安心な村だと思ってほしい」と話している。

2015年5月23日掲載