TOP2015年05月噴火の復興祈念 御嶽教春季大祭
御嶽山噴火による犠牲者の冥福と復興も願った御嶽教の立教記念春季大祭=23日、木曽町の木曽本宮

 御嶽信仰の全国組織の一つ御嶽教(本庁・奈良市)は23日、昨年9月に起きた御嶽山噴火の復興祈念祭を兼ねた立教記念春季大祭を、木曽郡木曽町の木曽本宮で開いた。関東、東海地方などの信者や御嶽山麓の商工・観光関係者ら約200人が参加。犠牲者の冥福と、一刻も早い噴火の沈静化を願った。
 今年の春季大祭は57人の噴火犠牲者のために黙とう。村鳥邦夫管長(65)は山麓の復興と犠牲者の冥福、6人の行方不明者が早く見つかって家族が元の生活に戻れるよう願う祝詞を上げた。三重県四日市市の女性信者(63)は「一刻も早く噴火が鎮まり、元の山に戻ってほしい」と話した。
 祈念祭の前には、噴火犠牲者の慰霊祭も開催。村鳥管長は「御嶽山麓の地域では、噴火は観光面での影響も大きいと思う。できるだけ多くの人が木曽に足を運ぶよう、信者にも呼び掛けていきたい」と述べた。祭礼は24日も行う。

2015年5月24日掲載