TOP2015年06月御嶽山噴火から9カ月 献花台に地元出身者ら
献花に訪れ、御嶽山に向かって犠牲者の冥福と行方不明者の早期発見を祈る人たち=27日、木曽町三岳の太陽の丘公園

 御嶽山の噴火から9カ月がたった27日、山麓にある木曽郡木曽町三岳の献花台には町民や山小屋関係者、御嶽山を信仰する人たちが次々と訪れて花を手向けた。同町出身で法事や帰省に合わせて献花台を訪れた人もいた。
 同町三岳出身で岐阜県各務原市の自営業岩見悦子さん(59)は、町内で両親の法事を済ませて初めて献花台に足を運んだ。「地元の出来事なので切ない気持ちだった。早くお参りしたいと思っていた」と話し、きょうだいや夫と犠牲者の冥福を祈って手を合わせた。
 同町開田高原出身で愛知県豊田市の会社員中嶋勇次さん(50)も、帰省に合わせて初めて訪れた。有史以来だった1979(昭和54)年の噴火時は、昼でも真っ暗になり、灰が積もったことを覚えている。昨年の噴火当日、塩尻市に住む兄が御嶽山に登っていたが無事下山できたといい、「不思議な縁を感じる。早く行方不明者が見つかるといい」と話していた。

2015年6月28日掲載