TOP2015年07月固まった灰、捜索は難航 29日の活動振り返る

 御嶽山の噴火災害で行方不明者の再捜索が始まった29日、徒歩で下山した捜索隊員は固まった灰を掘り下げた活動を振り返り、6人の発見に向けて気を引き締めた。

 御嶽剣ケ峰山荘の南東側斜面を捜索した関東管区機動隊伊那小隊の染野純平分隊長(32)によると、灰の厚さは多い所で50〜60センチあり、固まっていた。昨年は泥状で足を取られたが、今年は捜索棒が刺さらずに活動は難航。表面は砂交じりで「滑落の危険もある」と振り返った。

 山頂の剣ケ峰にある御嶽神社奥社社務所付近を捜索した県警機動隊の小口博也小隊長(36)は「火口からは昨年と同様に噴煙が上がり、地鳴りが聞こえた」。明日以降に向け、「(行方不明者を)一日も早く見つけ、家族の元に連れて行きたい」と語った。

2015年7月30日掲載