TOP2015年08月木曽町の雇用・観光、意見交換 連合長野と県経協が懇談会
木曽町の観光業の再生などについて意見交換した労使懇談会=21日、木曽町役場

 連合長野(中山千弘会長)と県経営者協会(山浦愛幸会長)は21日、木曽郡木曽町役場で労使懇談会を開き、昨年9月の御嶽山噴火の影響で客が減った町の観光業の再生などについて意見交換した。

 原久仁男町長は、御嶽山麓にある御岳ロープウェイの今夏の利用者が前年の2割程度で、例年のお盆期間と異なって同町開田高原では満室になる宿泊施設が少なかった、と説明。町観光協会の千村孝男会長は、バスによる団体客が激減していると訴えた。

 連合長野側は、雇用や人口増加の取り組みを質問。原町長は今秋以降、就職活動を始める前の地元出身学生に町の企業を紹介するシステムを作り、Uターンを促す考えを示した。県経協側は外国人観光客を増やす方法を質問し、原町長はバス停留所に英語表記を加え、車内で英語による案内も始めたいとした。

 懇談会は長野市で開いているが、御嶽山麓の地域を応援する意味を込めて木曽町で開いた。連合長野の中山会長は「観光業の復興をしっかり支えたい」、県経協の山浦会長は「早く木曽地方の観光に立ち直ってほしい」と述べた。

2015年8月22日掲載