TOP2015年08月黒沢口登山道「8合目から三ノ池」 今季、全面通行ならず

 木曽郡木曽町の原久仁男町長は26日、同町三岳から登る黒沢口登山道について、入山規制中の8合目から三ノ池へのルートは、土砂崩落の影響で今季は全面的に通れるようにはならないと明らかにした。同日開いた御嶽山火山防災協議会後、取材に答えた。

 同町が最近調査し、8合目と三ノ池の中間付近に土砂が流れ込んでいるのを確認したという。ただ、中間付近は紅葉が楽しめる地点で、崩落地点の手前までは登れるようにする方針だ。8合目から9合目までのルートは、9合目の石室山荘と、その先の二ノ池本館に屋外スピーカーを設置した上で、9月中をめどに規制を緩和するとしている。

 原町長は「観光業者に申し訳ないが、今年は安全確認ができないと規制を緩和するわけにはいかない」とした。御嶽山麓にある御岳ロープウェイを運営するアスモグループの今孝志社長(61)は「今季は利用者が伸びていないので厳しいが、耐えていくしかない」と受け止めた。

2015年8月27日掲載