TOP2015年10月火山砂防フォーラム 木曽・王滝で16年10月開催へ

 御嶽山麓の木曽郡木曽町と王滝村で来年10月、火山を抱える自治体関係者らが全国から集まる「火山砂防フォーラム」が開かれる見通しであることが27日、分かった。全国101市町村の首長でつくる火山砂防フォーラム委員会主催で、熊本県阿蘇市で29日に始まる25回目のフォーラムで正式決定する。

 木曽町が5月に同委員会幹事会に開催を打診していた。同町は「火山防災について全国の自治体や専門家と情報交換し、住民の火山に対する意識を高める場にしたい」とし、開催時期は10月後半を軸に検討している。

 原久仁男町長は「噴火災害を地元や他の地域の教訓とするために手を挙げた。来年になれば地域も落ち着きを取り戻していると思う。大勢の人に来てもらえば、町の復興にもつながる」と説明。300人程度の参加を想定しているという。

 フォーラムは1991年6月に長崎県の雲仙・普賢岳で起きた火砕流をきっかけに、自治体の火山防災を考えようと始まった。県内では95年に北アルプス焼岳の麓の南安曇郡安曇村(現松本市)で開いた。

2015年10月28日掲載